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【2026年版】おすすめ MCP サーバー10選〜Claude Code / Cursor で使える実践ガイド〜

「Claude Code や Cursor をもっと賢く使いたい」「AIエージェントに外部ツールを自由に操作させたい」——そう感じているなら、MCP(Model Context Protocol)サーバーの導入が最短の答えです。

この記事では、2026年時点で実際に使える MCP サーバーを厳選して10個紹介します。インストールコマンドと設定例をそのまま使えるかたちで掲載しているので、読み終わった瞬間から試せます。

目次

MCP とは何か——AIと外部ツールをつなぐ共通規格

MCP(Model Context Protocol)は、Anthropic が2024年11月に公開したオープンプロトコルです。一言で言うと、「AIモデルと外部ツール・データを安全につなぐための共通規格」です。

従来、Claude Code に「このデータベースを見て」「GitHub の PR を作って」と頼むには、専用のプラグインや手動コピペが必要でした。MCP を使うと、AIが直接ファイルシステム・データベース・Web・GitHub などを操作できるようになります。

設定ファイルの基本——mcp.json の書き方

Claude Code の場合

プロジェクトルートに .mcp.json を置く(プロジェクトスコープ)か、ユーザー共通設定として ~/.claude.jsonmcpServers セクションに記述します(ユーザースコープ)。

{
  "mcpServers": {
    "サーバー名": {
      "command": "npx",
      "args": ["-y", "パッケージ名"],
      "env": {
        "API_KEY": "your-key"
      }
    }
  }
}

Cursor の場合

グローバル設定は ~/.cursor/mcp.json、プロジェクト固有は .cursor/mcp.json に同じ形式で記述します。設定変更後は Cursor を完全に再起動してください。

1. Filesystem——ファイル操作の基本中の基本

Claude Code にプロジェクト内のファイルを読み書きさせる、最もよく使われる公式サーバーです。アクセスできるディレクトリを明示的に指定するため、意図しないアクセスを防げます。

"filesystem": {
  "command": "npx",
  "args": ["-y", "@modelcontextprotocol/server-filesystem", "/Users/yourname/projects"]
}

使用例:「src/ 以下の TypeScript ファイルを全部読んで、型定義の問題を洗い出して」

2. Git——ローカルリポジトリを直接操作

ローカルの Git リポジトリに対して、コミット履歴の読み取り・ブランチ切り替え・差分確認などを行える公式サーバーです。

"git": {
  "command": "uvx",
  "args": ["mcp-server-git", "--repository", "/path/to/repo"]
}

使用例:「main ブランチと develop ブランチの差分を確認して、マージ前のリスクを教えて」

3. GitHub——PR・Issue・リポジトリ管理を自動化

GitHub API と連携し、Issue 作成・PR レビュー・ブランチ管理・リポジトリ検索をAIから直接実行できます。Personal Access Token が必要です。

"github": {
  "command": "npx",
  "args": ["-y", "@modelcontextprotocol/server-github"],
  "env": {
    "GITHUB_PERSONAL_ACCESS_TOKEN": "ghp_xxxxxxxxxxxx"
  }
}

使用例:「このリポジトリの open Issue を全部読んで、優先度順に整理して」

4. SQLite——ローカルDBをそのまま質問できる

SQLite データベースに自然言語で問い合わせできるようになります。ローカル開発・モバイルアプリのデバッグに便利です。

"sqlite": {
  "command": "npx",
  "args": ["-y", "@modelcontextprotocol/server-sqlite", "--db-path", "/path/to/database.db"]
}

使用例:「users テーブルのスキーマを確認して、正規化の改善案を出して」

5. PostgreSQL——本番 DB への読み取り専用接続

PostgreSQL データベースに接続し、スキーマ調査・クエリ実行・パフォーマンス分析を行えます。読み取り専用モードで動作するため、誤ってデータを変更するリスクを排除できます。

"postgres": {
  "command": "npx",
  "args": ["-y", "@modelcontextprotocol/server-postgres", "postgresql://user:pass@localhost:5432/mydb"]
}

使用例:「orders テーブルと customers テーブルの JOIN クエリを最適化して」

6. Playwright——ブラウザを AI が直接操作

Microsoft が提供するブラウザ自動化ライブラリ Playwright を MCP 経由で使えます。GitHub Stars 33,000超(2026年6月時点)を誇り、利用ランキング上位の MCP サーバーです。スクリーンショット撮影・フォーム入力・E2E テスト自動生成まで対応します。

"playwright": {
  "command": "npx",
  "args": ["-y", "@playwright/mcp@latest"]
}

使用例:「このLPのファーストビューをスクリーンショットで撮って、モバイル表示の崩れを確認して」

7. Fetch——Web ページを取得してコンテキストに渡す

URL を指定するだけで、Web ページの内容を Markdown に変換して AI に渡せます。公式ドキュメントや GitHub の README を読ませて分析させる用途に最適です。

"fetch": {
  "command": "npx",
  "args": ["-y", "@modelcontextprotocol/server-fetch"]
}

使用例:「https://docs.example.com の API ドキュメントを読んで、認証周りを要約して」

8. Brave Search——リアルタイムWeb検索を AI に持たせる

Brave の検索 API を使い、AI がリアルタイムで Web を検索できるようになります。Claude の学習カットオフ以降の最新情報を調査させたい場合に威力を発揮します。Brave Search API キー(有料・従量課金制)が必要です。

"brave-search": {
  "command": "npx",
  "args": ["-y", "@modelcontextprotocol/server-brave-search"],
  "env": {
    "BRAVE_API_KEY": "BSA_xxxxxxxxxxxx"
  }
}

使用例:「React 19 の breaking changes を調べて、このコードベースへの影響を教えて」

9. Notion——ドキュメント・DB を AI の記憶に

Notion の公式 MCP サーバーです。ページ読み取り・データベース更新・新規ページ作成をAIから直接実行できます。Notion Internal Integration Token が必要です。

"notion": {
  "command": "npx",
  "args": ["-y", "@notionhq/notion-mcp-server"],
  "env": {
    "NOTION_TOKEN": "ntn_xxxxxxxxxxxx"
  }
}

使用例:「Notion の今週のタスクDB を読んで、優先度の高いものから実装計画を立てて」

10. Memory——会話を超えた記憶を AI に持たせる

ナレッジグラフを使い、会話セッションをまたいで情報を記憶・参照できる公式サーバーです。「このプロジェクトのアーキテクチャ上の意思決定」「チームの命名規則」などを一度覚えさせると、毎回説明する手間がなくなります。

"memory": {
  "command": "npx",
  "args": ["-y", "@modelcontextprotocol/server-memory"]
}

使用例:「このリポジトリでは snake_case を使うというルールを覚えておいて」

FAQ

Q. MCP サーバーを使うのに費用はかかりますか?
公式サーバー(Filesystem・Git・SQLite・Fetch・Memory など)は無料で使えます。Brave Search や GitHub などは外部 API キーが必要で、それぞれのサービスの利用規約・料金が適用されます。なお、Brave Search API は2026年2月に無料枠を廃止し、従量課金制に移行しています。

Q. Node.js がインストールされていないと使えませんか?
npx ベースのサーバーを使う場合は Node.js(v18以上推奨)が必要です。まず node -v でバージョンを確認してください。

Q. セキュリティ面は大丈夫ですか?
MCP サーバーはローカルで動作し、AIが操作できる範囲をあなたが設定で明示的に制限できます。外部サービス連携系は API キーの管理を徹底してください(コードへのハードコード厳禁)。

Q. Claude Code と Cursor の設定ファイルの違いは何ですか?
記述する JSON の形式は同じです。Claude Code はプロジェクトルートの .mcp.json(プロジェクトスコープ)またはホームディレクトリの ~/.claude.json(ユーザースコープ)、Cursor はプロジェクトルートの .cursor/mcp.json または ~/.cursor/mcp.json です。

Q. MCP サーバーが起動しない場合はどうすれば良いですか?
まずターミナルで npx コマンドを直接実行して、エラーメッセージを確認してください。よくある原因は「Node.js のバージョンが古い」「JSON の構文エラー(末尾カンマに注意)」「環境変数の未設定」の3つです。

まとめ

今回紹介した MCP サーバー10選のおすすめ導入順:

  • まず入れるべき基本4本: Filesystem・Git・GitHub・Fetch
  • データベース作業が多いなら: SQLite または PostgreSQL を追加
  • フロントエンド・QA 作業なら: Playwright を追加
  • 最新情報が必要なら: Brave Search を追加(APIキー取得・従量課金が必要)
  • チームで Notion を使っているなら: Notion を追加
  • 長期プロジェクトで記憶の連続性を持たせたいなら: Memory を追加

まず Filesystem と GitHub の2本だけ入れて、AIとのやり取りがどう変わるかを体感してみてください。

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