「Leonardo AIってCanvaに買収されたって聞いたけど、料金やプランはどう変わったの?」「Midjourneyと比べてどっちを選ぶべき?」——画像生成AIの選択肢が増えた2026年、こうした疑問を持つ方は少なくありません。
本記事では、Canva買収後のLeonardo AIの最新料金体系、機能、Midjourneyとの違いを、公式サイトの情報と実際のユースケースに基づいて徹底的に整理します。マーケター、デザイナー、個人クリエイターまで、どのタイプのユーザーがLeonardo AIに向くのかが明確になる構成です。
結論を先にお伝えすると、Leonardo AIは「日々大量のビジュアルが必要だが、コストは抑えたい」方に最適です。無料プランでも1日150トークン使え、Canva Business契約者は追加料金なしで利用できます。
Leonardo AIとMidjourney|2つのツールの位置づけ

Leonardo AIとMidjourneyは、どちらも世界トップクラスの画像生成AIですが、設計思想が大きく異なります。
Leonardo AIは2022年にオーストラリアで創業された画像・動画生成プラットフォームで、2024年にCanvaに買収されました。公式サイトによると、現在は「クリエイター・ファーストの生成AIプラットフォーム」として、画像生成・動画生成・編集・高解像度化までを1つのサブスクリプションで提供しています。Ducati(ドゥカティ)のグローバルキャンペーンに採用された実績や、Gamepack社が制作コストを50%削減した事例など、エンタープライズ用途での導入が進んでいます。
一方Midjourneyは、芸術的な画風と高品質なアウトプットに特化したサービスで、Discord起点で広まり、現在はWebアプリでも利用可能です。アート性の高さで根強い人気がありますが、用途はほぼ画像生成のみに絞られています。
つまり、Leonardo AI=「総合クリエイティブスイート」、Midjourney=「アート特化のスペシャリスト」という構図です。
Leonardo AI vs Midjourney|機能・料金・日本語対応の比較表

まずは一目で違いを把握できる比較表をご覧ください。
| 項目 | Leonardo AI 🌟 | Midjourney |
|---|---|---|
| 無料プラン | あり(150トークン/日) | なし(過去に廃止) |
| 最安有料プラン | $12/月(Essential) | $10/月(Basic) |
| 画像生成 | ◎(多数モデル選択可) | ◎(アート性で定評) |
| 動画生成 | ◎(Motion 1.0/2.0搭載) | ◎(Video機能追加済) |
| カスタムモデル学習 | ◎(プランで10〜50個) | △(限定的) |
| 編集機能(Inpaint等) | ◎(精密な編集機能) | ○ |
| Canva連携 | ◎(Business契約者は無料) | × |
| 日本語プロンプト | ○(英語推奨) | ○(英語推奨) |
| UI言語 | 英語 | 英語 |
| API提供 | ○(Developer API) | ×(公式APIなし) |
| 商用利用 | 有料プランで可 | 有料プランで可 |
| こんな人に | マーケ・デザイン業務全般 | アート作品重視 |
| 登録 | ▶ 無料で試す | 公式サイトから |
表からわかる通り、無料で試せるかどうかが最大の分かれ目です。Midjourneyは2023年以降、無料トライアルを廃止しており、最低$10/月の課金が必要です。一方Leonardo AIは無料で1日150トークン使えるため、リスクなしで品質を確認できます。
Leonardo AIの強み|Canva買収で何が変わったか

1. Canva Business契約者は追加料金なしで利用可能
2024年のCanva買収後、最大の変化はCanva Business契約者がLeonardo AIのEssentialプラン($12/月相当)を追加料金なしで利用できることです。すでにCanvaで業務を回しているチームにとっては、実質コスト増ゼロでAI画像生成機能を獲得できる構造になっています。
2. 多様なモデルから選べる柔軟性
Leonardo AIの大きな特徴は、用途に応じて複数のモデルを使い分けられる点です。公式サイトで紹介されている主なモデルには、リアル系の「Lucid Realism」「Lucid Origin」、汎用性の高い「Phoenix 1.0」、動画生成の「Motion 2.0 Fast」などがあります。さらにSeedream 4.5、Nano Banana Proといった外部モデルも統合されており、1つのプラットフォーム内で多彩なアウトプットが可能です。
3. カスタムAIモデルの学習機能
Essentialプラン以上では、自社ブランドの素材や特定のアートスタイルを学習させたパーソナルAIモデルを作成できます(プランによって10〜50個まで保存可)。ブランドガイドラインに準拠したビジュアルを安定して量産できるため、マーケティング業務との相性が抜群です。
4. 業種別ユースケース
- マーケター: 広告クリエイティブのA/Bテスト用バリエーションを大量生成。Springbok社は動画素材の制作時間を削減した事例を公開しています。
- ゲーム業界: Gamepack社はLeonardoのクリエイティブスイートで制作コストを50%削減したと公式に報告されています。
- ECサイト運営者: 商品プロトタイプのモックアップ画像を撮影なしで作成可能。チュートリアルにも「How to create product prototypes」が用意されています。
- 個人クリエイター・YouTuber: サムネイル、ストーリーボード、コンセプトアートを高速に作成。
Leonardo AIの弱み|知っておくべき注意点

- UIは英語のみ: 管理画面・設定は英語表記です。プロンプトは日本語でも反応しますが、英語のほうが意図通りの結果になりやすい傾向があります。
- 無料プランの制限: 1日150トークンは試用には十分ですが、業務利用ではすぐに不足します。本格運用には有料プランへのアップグレードが現実的です。
- アート性ではMidjourneyに一歩譲る場合あり: 純粋な芸術作品としての完成度を最優先する場合、Midjourneyのほうが好まれるシーンもあります。
Midjourneyの強み|アート特化の完成度

Midjourneyは、シンプルなプロンプトでも美しいビジュアルが返ってくる「アート性能」で評価されています。特に絵画調、シネマティックな表現、独特の色彩設計に強く、コンセプトアートやアルバムジャケットなどクリエイティブ性が問われる用途で根強い支持があります。
ただし、Midjourneyには以下の制約があります。
- 無料プランは廃止済み
- 動画生成機能は追加されたが、Leonardoほど多角的ではない
- カスタムモデル学習機能は限定的
- 公式APIが提供されていないため、業務システムへの組み込みが難しい
用途別おすすめ|あなたはどちらを選ぶべきか

Leonardo AIを選ぶべき人
- すでにCanva Businessを契約している、または検討している
- マーケティング・広告・ECなど業務でビジュアルを大量に必要とする
- カスタムモデルを学習させてブランド統一感を出したい
- 動画生成も画像生成も1つのツールで完結させたい
- APIで自社システムに組み込みたい開発者
- まずは無料で品質を確かめたい
Midjourneyを選ぶべき人
- アート作品としての完成度を最優先する
- 絵画調・幻想的な表現が業務の中心
- すでにDiscordコミュニティで活動している
判断に迷う方には、「まず無料で試せるLeonardo AIから始める」のが合理的です。実際に使ってみて物足りなければMidjourneyを追加検討する流れが、最もリスクが少ない選び方と考えられます。
料金比較|Leonardo AIとMidjourneyのプラン別費用対効果

Leonardo AIの料金体系(公式サイトより)
| プラン | 月額(税抜) | Fast Tokens | 主な対象 |
|---|---|---|---|
| Free | $0 | 150/日 | お試し・趣味 |
| Essential | $12 | 8,500/月 | 日常的な利用(Canva Business付帯) |
| Premium | $30 | 25,000/月 | セミプロ・アクティブクリエイター |
| Ultimate | $60 | 60,000/月 | プロ・小規模事業者・コンテンツ制作 |
公式情報によると、年払いを選択すると最大20%オフになります。PremiumプランとUltimateプランでは、Lucid Origin・Lucid Realism・Phoenix 1.0などの対象モデルでリラックスモードによる無制限生成が利用可能です。Ultimateプランでは動画モデル(Motion 1.0/2.0)の無制限生成にも対応しています。
Midjourneyの料金体系
- Basic: $10/月(約200枚)
- Standard: $30/月(高速生成15時間+無制限リラックス)
- Pro: $60/月
- Mega: $120/月
費用対効果の結論
同価格帯($12 vs $10、$30 vs $30、$60 vs $60)で比較すると、Leonardo AIは画像生成・動画生成・編集・カスタムモデルを1つの料金でカバーしている点が際立ちます。特にCanva Businessをすでに契約している企業ユーザーは、追加コストなしでEssentialプラン相当が使えるため、実質的な費用対効果ではLeonardo AIが圧倒的に有利です。
導入ステップ|Leonardo AIを使い始める方法
- Leonardo AI公式サイトにアクセス
- 「Start now」からメールアドレスかGoogleアカウントで登録(クレジットカード不要)
- ダッシュボードで「Image Generation」を選択
- 使用するモデル(Lucid Realism等)を選び、プロンプトを英語または日本語で入力
- 生成された画像を確認し、必要に応じてEditツールで微調整
最初は無料の150トークンで複数モデルを試し、自分の用途に合うかを確認するのがおすすめです。
よくある質問(FAQ)
以下、検索でよく見られる質問にお答えします。

コメント